今ある資金を何年で投入するか【投資初心者】【米国株】

こんにちは。アラサーサラリーマンの蛇太郎です。

 

コロナウィルスの感染拡大を受けで、全国の小中学校は3月中の休校するという要請が政府から出たそうです。

そんなことより都会の通勤ラッシュの方が問題だ、っていう声もありますがなかなか難しい問題ですね。

 

今日は、これから株式による資産運用を始めるという人向けに、現在持っているまとまった貯金(初期投資額)を何年かけて株式に投入していけばよいか?ということを考えたいと思います。

 

なぜ考えるかというと、わたくし蛇太郎が今まさにこの状況だからです。

 

株式の対象は、米国S&P500に連動するETFで考えたいと思います。

 

これまでせっせと貯めた貯金を、どれだけの期間をかけて株式に変換していくのか。

初期投資額が数十万という人はあまり問題でないかもしれませんが、数百万~1000万

という人は少し考えたほうが良いかもしれません。

 

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米国S&P500、1992~2020年チャート


ここだというタイミングで全額ベット!なんてことはお止め下さい。

例えば、ITバブル崩壊リーマンショックが起こる少し前、つまり2000年や2007年から株式投資を始めようとする場合を考えてみます。

Aさん「この数年間、株価はずっと上昇傾向だ。この波に乗り遅れるな!全額ベット!」

としてしまうと翌年には大暴落が起こり、、、

同水準の株価にまで戻るのに、どちらの年も5~6年の歳月がかかります。

一度に多額の資金を投入してしまったばっかりに、その損失を取り返すのに非常に長い時間がかかってしまいます。

 

まず大前提として、株価の動きを読むことはできません。

何年というスパンの動きはなおさら誰にもわかりません。

 

しかし、このチャートから見て確かだろうと言えることもあります。それは、

①株価は小さな下落を繰り返しながら上昇し、時に大暴落が起こる

②数十年というスパンでみると、株価は上昇している

 

では何年の期間で初期資金を投入すればよいのか。

記事を書いておいてなんですが、これには答えはありません

 

短期間(数か月)で投入というのも、先ほど書いた理由からNGですし、

じゃあ長ければいいのかと言われれば、それは株価上昇や配当金の機会損失にもなってしまいます。

長期的に上昇し続ける局面では、ドルコスト平均法は損をしてしまいます。

 

結局は、個人が納得できればそれでいいのですが、

今まさに、米国ETFで資産運用を始めようとしている蛇太郎の考えとしては

3年間で現貯金額を株式に投入しようと考えています。

 

3年と決めたら、あとは現貯金を36か月で割って、何も考えず毎月一定額投資を行います。

3年間あれば常に上昇するということはなく、ある程度の下落が数回起こります。

その下落を吸収して、ドルコスト平均法の恩恵を受けようと考えているからです。

 

この1~2年の間に大幅な下落が起こり、リセッション(景気後退)が始まるとも言われています。しかし、株価の動きは予想できません。

ですので、株価上昇と配当金の機会損失を考えて比較的速やかに3年という期間で、現金→株式の変換を行おうと考えます。