【コロナウィルス】SARS流行時の株価の動き【比較】

こんにちは。アラサーサラリーマンの蛇太郎です。

コロナウィルスの拡大がいよいよ日本でも深刻化してきました。

2/25のニュースでは、3/15までのJリーグ第2~4節と公式戦の全試合を延期することが発表されました。

 

そして、コロナウィルスに対する不安が高まり、日米の株価がついに急落しました。

S&P500、日経平均株価ともには2月24、25日の二日連続で3%の下落でした。

 

SARSが流行した2002年11月から2003年7月の日経平均とダウ平均株価はこんな感じです。

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2002、2003年の日経平均株価

 

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2002、2003年のダウ平均株価

日経平均株価は10000円台を割り込み、2003年4月にはバブル崩壊後最安値の7607円まで値下がりしました。

株価はSARSの影響も多少は受けていますが、2003年はアメリカ率いる連合軍のイラクへの軍事介入、いわゆるイラク情勢の影響を大きく受けた年でした。

 

SARSそしてコロナウィルスの発生国かつ最大被災国である中国の世界に対する影響力が全く異なります。世界経済における中国経済が占める割合は2003年の4%から現在は16%まで上昇しており、日本を抜いてアメリカに次ぐ世界第2位の経済大国になっています。

 

日本においては、インバウンドがSARS流行時に比べ大幅に大きくなっています。訪日外国人数は、2003年の521万人から2019年は3188万人と約6倍に増えています。

今の日本にははっきり言って外国人は来たくないでしょう。泣

 

冒頭に述べたJリーグの延期にもあるように、さまざまなイベントがコロナウィルスの影響で中止または延期になっています。最も気になるのはオリンピックが開かれるかどうかですが。。。

 

世界経済、とくに日本経済に与える悪影響はSARSのそれよりも深刻なものになりそうな予感です。

 

しかし、株での資産運用を始めたばかりの人、これから始めようという人にはこの数日の株安は好都合です。

 

私は米国ETFを購入するタイミングをこの数か月ずっと見計らってきました。しかし、米国株は最高値を更新し続け、手が出せなかったのです。

私は買いたかった米国ETFのSPYDが値下がりしているのを確認して、さっそく購入しました。

ここからさらに下がるのか、はたまた上昇に転じるのか。それは凡人には予想できないことです。ですので、ここで一気に資金を投入するのではなく、まずスタートの第一歩とて少額のみ購入しました。

そしてこれを機に定期購入の道を歩み出すつもりです。